伊香保温泉の泉質 効能

伊香保温泉の湯は「黄金の湯(こがねのゆ)」と呼ばれています。それは湯が茶色がかった黄金の色に近いからです。硫酸温泉の湯の中に含まれる鉄分が空気に触れて酸化し、この独特の色になるのです。現在はそれほど色は強くありませんが、かつては湯を引く導管がすべて木製だったために空気に触れやすく、もっと濃い茶褐色をしていました。また単純温泉・中性低張性冷鉱泉は無色透明なので「白銀の湯(しろがねのゆ)」とも呼ばれています。

 

伊香保の2種類の湯は、どちらのも肌への刺激が少なく肌ざわりがよいことが特徴です。温度が源泉で43度とそれほど熱くないことに加えて、特に「黄金の湯は」泉質が硫酸塩泉で傷を癒す働きがあることもあって、古くは戦国時代の武田氏の武士たちが療養に訪れていたそうです。

 

伊香保温泉の湯は古くから「子宝の湯」としても知られています。体を芯から温めて血行を良くするため不妊や冷え症で悩む女性に人気がありました。そのため江戸時代の湯治客は、女性が圧倒的に多かったとのことです。

伊香保温泉の歴史

伊香保温泉は古くは万葉集の中でも詠まれ、温泉地としては1,000年以上歴史ある古湯です。湯治場としては、戦国時代に織田信長と武田勝頼が対決した長篠の合戦の後、武田方の武士の傷をいやすための温泉宿が必要となり、そこで伊香保温泉は大きく開発されました。伊香保温泉のシンボル石段街の原型は、この時に出来あがったものです。

 

江戸時代には「子宝の湯」として女性に人気となりましたが、伊香保が代表的な温泉保養地として知られるようになったのは明治時代になります。東京医学校(現東京大学医学部)教授のドイツ人医師ベルツが著した「日本鉱泉論」で伊香保を大きく取り上げたことによります。ベルツの進言で榛名山系物聞山の中腹に御用邸が建設されて女性の皇族が多く訪れるようにもなりました。

伊香保温泉の特徴 観光名所~ 石段街

伊香保温泉といえば石段街がシンボル。300メートルに渡って延々360段も続く石段街は、400年以上変わらぬ伊香保温泉の風景です。その石段街を中心に温泉宿や土産物屋が立ち並び、華やいだ温泉情緒が漂うと共に、どこか懐かしいノスタルジックな雰囲気を醸し出しているのが魅力です。

 

多くの湯治客が行きつ戻りつした石段街の入り口付近に、共同浴場「石段の湯」があります。温泉宿や土産物屋が立ち並ぶ石段街を上りつめたところが伊香保神社です。その奥に、もうひとつの共同浴場「伊香保露天風呂」があります。もっと詳しく知りたい方は「伊香保温泉 観光協会 | 観光・石段街・伊香保周辺ガイド」をご覧ください。

伊香保温泉の特徴 観光スポット~ 小間口

石段の下には、温泉の湯が勢いよく流れています。伊香保温泉の湯は、石段街の地下を通してあり、そこから左右の宿へ分湯されています。分湯には小間口と呼ばれる温泉引湯口を経て、決められた一定量の湯が流れ込むように調節されています。

 

石段には小間口観覧所が設けられていて、温泉の湯が分湯されていく様子が誰でも見ることができます。小間口観覧所は夜はライトアップされているため、湯気を上げながら流れ落ちる湯が幻想的な風景となり、これもまた伊香保温泉ならではの情緒風情として親しまれています。

伊香保温泉への行き方 車を利用する場合

自家用車で行く場合
関越自動車道渋川・伊香保ICから県道渋川松井田線経由で約10Km

 

 


伊香保温泉への行き方 電車&バス・タクシー利用の場合

電車で最寄り駅まで行き、その後現地まで

 

※バスを使う場合
JR上越線、吾妻線の
渋川駅から関越交通バス 伊香保温泉行きで30分
高崎駅から群馬バス 伊香保温泉行きで1時間10分 終点伊香保温泉下車

 

※タクシーを使う場合
JR渋川駅から伊香保 おおむね3,840円
(平成21年4月現在の片道料金です。深夜及び早朝は割増料金となります。)

 

タクシー会社
群北第一タクシー0279-72-2777
関越タクシー0279-72-2205
日本中央タクシー0279-72-4187

伊香保歳時記 イベントカレンダー1月~6月

3月 上旬/石段ひなまつり

 

5月 伊香保短歌大会 伊香保俳句大会

伊香保歳時記 イベントカレンダー7月~12月

7月 4日/たびの日いかほ感謝デー 中旬/渋川へそ祭り

 

8月 上旬/ KING KALAKAUA "THE MERRIE MONARCH" 伊香保ハワイアンフェスティバル
8月 中旬 /渋川山車まつり(隔年開催) 中旬/石段街で大道芸! 中旬/伊香保石段じゃんけん大会

 

9月 18日~20日/蘆花祭~伊香保まつり

 

10月 下旬~11月中旬/河鹿橋紅葉ライトアップ 下旬~11月上旬/上ノ山公園紅葉ライトアップ